雑感

こんな歳になるまで生きている予定ではなかったので、色々、戸惑っている。
とりあえず、何も考えずにここまできた割には、よく生活してこれてると思う。

結局のところ、それは、ある時代にある場所にいて、それこそただ単に生き残れたからだけにしか自分には思えない。
ただ、そろそろ管理職という呪縛から規則上解放されるという状況になる頃、周りのそうなっていく人々を見ながら、やっぱり役を降りた管理職というのは、役に立たなくなるものだよなぁ、しかたないのだろうなぁ。と、漠然と思ってはいた。自分もそうなるのだろうか?と不安がないわけではなかった。

ここ数年、いろんな出来事があり、まぁ、それは今もまだ続いているのだが。。。

今現在は思ったよりは、役に立てているらしい。何が、そうなのか、はっきりとは、わからないので時折考えてみるのだけれども。
一つには、やはり生きてきた時代のおかげなんだろう。今のように、ネットワークもコンピュータもインターネットも整備されていなかったり生まれたばかりだったりした時代を過ごしてきたことが、役に立てているらしい。
配線をつなぎ、ルータを設定し、パソコンを選び、データの前処理をプログラミングし、クラウドの選定やセキュリティに交渉やシステム全体の設計。腕のいいエンジニアさんを見つけてきて、仕事を頼み込んだり....

まぁ、街の電気屋さん的な便利なオヤジという塩梅だ。

なるほど、長屋のご隠居という立ち位置はこういうことなんだろう。しかし、ご隠居と違い、地べたに腰を下ろしながら徹夜に近く朝まで作業をこなしたりしているのは、喜ぶべきことなんだろうな。

ということで、まだ、生きてます。