GlusterFS の話を聞いて来た - 第1回GlusterFS座談会
せっかく、行って来たので、忘れない様に、覚え書き。
覚え書きなので、内容には、一切、信頼性はないと思ってください。^^;
開催してくれた、皆様には、感謝/感謝。。。です。
感想とか、考えた事とか
19:30 - 22:30
休憩も無しで、こんだけ長時間話したのに、終わってからも、30分以上のこって話す人多数という。
どんだけ、おしゃべりなんだよ! www
つまる所は、参加した殆どのメンバが、自分の目的をハッキリ持っていたって事なんだろう。
座談会の名目どうり、半分以上の時間は、質疑応答と、意見や検討に費やされていたし。
大きく分けて、以下の観点での話題だった記憶
- 分散ファイルシステムのアーキテクチャ(Elastic Hashing Algorithm,リソース管理,QOS、拡張性)
- 実装方法(Source Codeの読み方,拡張方法、APIの対応言語)
- 運用/実績/課題
KVSや、ミドルウェアの開発者、検索エンジンの開発者、PG言語に関わってる開発者、エンタープライズなエンジニア、etc..
色んな経験や、得意分野の異なる人が、切り口の違った質疑を交わしながら、考える元を手に入れて行く様子はとても面白かった。
(と、なにぶん、よく覚えてないので、感想と雰囲気でごまかす。)
終わってみての、自分の考えとしては
- やらない事が、見事に、はっきりしているので、大変わかりやすい。
- なんか、気持ちいいくらい、そこは、自分でやってね、感が一貫してる。
- なので、利用目的と、要求する性能、用途を、はっきり限定すれば、使える。
- 逆にいえば、見極めが甘く採用した場合は、サポートに入るのは必須だろう。それでも、きついと思う。
- ただし、使う場合は、どこかのバージョンで、使う側が、FIXしないと無理そうだ。
- かなり、変化がはげしい。ただ、3.2系は、細かいリビジョンアップをしているので、FIXして使えるか?
- 当然、不具合があれあば、運用で逃げるか、自分で改修するしかない、位の覚悟で。
- サポートに入るのもありだと思うが、ノード単位の契約になると、コスト的な負担がでかい?
- ファイルでの分散と言う、割り切りもあり、勉強する対象としては、適している。かも。
- 人によるでしょうけど。。
色々、使う局面も工夫できそうなので、自己責任で始める分には、楽しめそうだし、役に立ちそうな、感触。
ただ、今すぐに商用で、お客さんに、ストレージサービスとして採用して、提供する勇気は、自分には、わかなかったなぁ。。
勇気ある、勇者だと思う。
QAのうろ覚え
- ノードの性能差を考慮はするか?
- しない。ディスクが、あふれた場合は、別のロケーションへリンクを張って飛ばす。
- バーチャルボリュームは、どこに存在する。
- 理論上は、サーバにハッシュアルゴリズムで、均等に降られる。すべてのサーバが、バーチャルボリュームを持つ。
- データを例えば移動するときには、即時、データを移動するのか?
- 移動します。
- 移動中にライトする場合は、どうなります?
- 待たされます。
- ハッシュアルゴリズムを使用する場合は、サーバの追加を行うと再計算で、負荷があがらないか(リバランス)
- リバランスは、手動で行うので、運用上で回避。書き込み中のものは、移動中は待たされるが、あまり、問題になったことはない。
- リバランス動作のリソース管理は、できるか
- できない。資源を全て使ってしまう。
- xattr で、管理している場合は、ホスト側で、glusterfsを使用せずに書き込むと、見えない
- 見えない。lsなどをたたけば、リカバーが動いて、見える様にはなるが、あまりよくない。しかも、ハッシュアルゴリズムで移動されてします。
- ユーザの権限管理
- Cliantのuidで、サーバには、書き込まれる。(サーバ側になくても関係ない)
- lsの性能は?ディレクトリの情報は、どこにいる?全てのサーバが、持っている?
- 不明。
GlusterFS Technical FAQ が、参考になるかも?
http://www.gluster.com/community/documentation/index.php/GlusterFS_Technical_FAQ
さらにいいかげんなメモ
- cluster/dht
- Elastic Hashing Algorithm の実装。置き換えも可能。
- Volume機能のロジカルな割当。
- features/locks server側
- fcntl() flock()
- サーバ側でロックする。glusterdの再起動で解消。
- GlusterFS 3.1 から、CLIは実装された。
- 設定ファイルが、自動でできる様になったのが、ここから。
- 共有ロックはもてない。gNFS
- 1PTB までの実用は行っているらしい。GlusterFS 3.2。
- 全体のself-heal で、帯域を食いつぶす。
- 全てのファイルに、openがかからないと、動かない。
- サポートは、インド(GlusterFSのサポート)
おまけ
- GlusterFSの勇者は、4年間つづけると、ご褒美として、彼女ができる(人もいる)らしい。
- MongoDBの旅人さんは、あと、三年くらいしたら、勇者になれるのだろうか。。
- 勉強会で、ずーと、Source Codeを読んでる人と、運用考えてる人が、混在する空間は、素敵だ。
- そこに、いない人の問題を、解決する為に、頑張ってる人は偉いと思った
- が、サポートに入らないと駄目ですって言えばいいのにと、思ってしまう自分は、いい人にはなれないと思った。
- じゃんけん、全員、おんなじ手を出したとき、キモって、ちょっと、思った。