Oracle JDK SE のライセンス等変更 のメモ(2017-10)

Oracle JDK SE のライセンス等変更 のメモ(2017-10)

個人的に確認したものです。保証はできないので、正確な情報が欲しい方は各自ベンダに問い合わせてください。

オラクルのサイト

Oracle Java SEサポート・ロードマップ

利用用途の変更

  • OpenJDKは、OracleJDKと同等の機能をもつバイナリの提供を開始する。 1

  • 無償での利用は(JRE,JDK) OpenJDK を利用することになる。

  • OracleJDK は、他のOracle製品と同様(Oracle Technology Network)に評価利用は可能だが、従来のような無償利用の対象ではなくなる。利用するには、有償サポートの購入が必要。

リリースサイクルの変更

  • 毎年、3月と9月にリリース。

  • リリースは、新機能の追加とは関係なしに定期的なリリースとなる。

  • 新機能2は完成したタイミングでリリースに組み込まれる。

  • OracleJDKの有償サポートは従来と同じライセンス契約の購入となる。Java SE Advancedを購入するか、WebLogic等のOracle製品のJava実行環境のサポートを購入することで可能となる。

  • OracleJDKは、下記の3年サポート対象のリリースをのぞき、新しいリリースが行われると、古いリリースのものはサポートされない。

  • OracleJDK のサポートは、半年のリリース単位と合わせて3年間の長期のリリース対象が提供される。いわゆるLTSライセンス。

リリース名称の変更

  • 年号と月を組み合わせたバージョン番号となる。

  • 最初のリリースは、JDK 18.3の予定。(2018年3月)

  • JDK 18.9 が、LTS(3年長期サポート)の最初のリリースの予定。以降、3年に一度、LTSの対象となる。


  1. 同じバイナリかどうかは未確認だが、違うものであると思われます。

  2. 例:ラムダ式の実装、ProjectJigsaw