クラウドは、カッコーの巣になるか

企業が情報システムの基盤を競合に預けても、本業では競争することは可能なのだろうか
ふと、疑問に思ったのが、考えるきっかけ。
とくに、深い意味もないんだけれど、休みなんで、下手な考えで、休んでみる。

クラウドは便利だ

自前で、データセンターを借り、基盤の人間を自社におくか、少なくとも、基盤の人と話
せる人間を用意する。これは、結構な負担になるわぁ。
たとえば、ネットでのサービスが本業の企業でさえ、開発とは別に上記のような負担を
するのを避けてクラウドへ基盤を持って行く。
そんな選択をする企業は、多数存在していると聞く様になったわけです。


うーん、ていうか、むしろ、ネットサービス系の企業の方が、クラウドへ移行したり
初めっから、基盤なんかもたない形が増えてるのかもしれない、くらいの、勢いですね。


ネットを生業としていない企業のほうは、どっちかというと、クラウドへの移行に慎重な
気配がします。
そのなかでも、商社などの、なんか、もはや、投資企業みたいな所は、積極的なのかなぁ
と、思うんですが。

あとは、業界としては、流通業とか、小売りでしょうか。
あまり、詳しくはないのですが、コスト意識が高いですし、バッチの高速化などで、
クラウド+Hadoopとか進めている所も多い様に聞きます。


ネット、商社、流通、小売りって、何か、似ているような、似てないような。。

情報システムを預けられるクラウド

色々、ありますが、メールや、自社Webとかなら、選択肢も多いと思います。
でも、企業の情報システムの基盤を預けるとなると、今は、限られますかねぇ。

Amazonか、Microsoftに、なるんじゃないでしょうか?
でっかい、代表的な所となると、その二つかなぁと、個人的な感想です。
Googleも、いいんですが、IaaSという点だと、なんか方向が違う感じがするので。。

この2社だと、実績なら、やっぱり、Amazonですかねぇ。いまんところ。

ということで、Amazonさんを例に、考えを進めてみる「てすと」。。。

Amazonに競合は、情報システムを預けているのか?

結構、共存していると、言われている気がする。

Netfixとかも使用しているし、ECサイトの利用も多い。
最近、話題になった所では、真偽のほどは、さだかでないけど、AppleiCloudで、
AmazonとMSの両者を使用してるって記事が、ネットでは、囁かれてる。

Amazonの競合と言えば、Appleや、GoogleECサイトなどのITを駆使した企業が多い
訳で、そうなると、どうやら基盤を預けても、競合が成り立つと言えそうですね!

それって、競合なのか...

Amazonの競合が、Googleや、Appleっていうのは、実は、ピンとこないんですよね、
個人的には。
むしろ、パイを広げている、同業者なのでは、ないんかと。。
競合っていうのは、いまもってる市場を食い荒らされてる方なわけで。。

そう、Barnes & Noble や、Walmartのような、書店、小売り、流通だろうと。
この手の、競合が、基盤を預けても、なお、競争する事はできるのだろうか?
もし、できるのであれば、それは、どんな世界なんだろうと。。

カッコウは、他の鳥の巣にひなを産む

競合のクラウドに基盤を置いて、競争に勝つのは、まるで、カッコウのようですが。
いや、あれは、元親の卵は捨ててしまうんじゃないか。みたいな、話もありますけど。。

日本の流通や小売りが、クラウドで、Amazonを使って行くのは、
いまは、まだ、日本では、Amazonが、流通や小売りの市場を食い荒らしてはいないので
いいんですけど、今後、本国並みの流通に手を出して来たら、どうなるんでしょうねぇ。

いや、まぁ、飲み込まれた時の準備にもなるから、いいって言う話もありますが。。

わらえない。。

そもそも、その時に、本業で競争できるのかって、話もあって、もっと、わらえない。。

下手な考えには、答えはないの

クラウドの企業活用、って、考えて行くと、結構、この辺で、
うにゅうにゅ、するんだよなぁ。


まぁ、うにゅうにゅ、しているうちに、休日は終了していくのであります。。